カワイイxカガク

教育学部から通信業界のアプリ開発エンジニア職へ!

ソフトバンクBB株式会社

企業編吉田 沙弥香さん

ソフトバンクBB株式会社

福岡県出身。地方国立大学 教育学部 情報メディアコース出身。2009年度ソフトバンクBB株式会社入社。情報システム部門所属で、外販アプリケーション開発エンジニアチームの企画及びプロジェクトマネジャーとして活躍中。

取材日:2014年12月

将来を悩んだ高校生時代

理系の高校から、教育学部に進学されたと聞きましたが。

そうです。高校は理数科に進学したので、カリキュラムも普通科とは異なり、理数系科目が通常授業に付加されたカリキュラムの高校生活でした。なので、例えば筑波学園都市やJAXA、お台場の科学未来館を見学するといった課外授業的な研修旅行がありました。

いつ頃から教育学部を目指されたのですか?

高3になり、周囲から「お医者さんになりたい」「薬学部に行きたい」という声が聞かれるようになった頃、初めて「自分は将来何になりたいんだろ う?」と考えるようになりました。その時の私は「この職業に就きたい」とか「こんな人になりたい」というような強い思いがなかったので、「とりあえず大学 にはいっておくか」という軽い気持ちでダラダラと勉強をしている日々が続いていました。そんな中、「教員になりたい」という思いが自分にあることに気付づ き、その気持ちを頼りに、教育学部がある国立大学を目指すことにしました。

やはり理数科の教員免許が取得しようと考えていたのですか?

そのつもりでしたが、色々と調べていくと、自分の志向がどこにあるのかが少しずつ見えはじめてきて、数学や英語といった一般の教科ではなくて、情報 メディアコースという、ポスターや動画製作などを学べるコースで学びたいと思うようになりました。しかし、「教育学部に行こう!」と決めたのはいいんです が、入試までもう残り1年もなかったので、かなり最後は焦って赤本などを解いていました。

就職を決めた大学時代

大学生時代について教えてください。

1411181030105905勉強に関してお話しすると、情報メディアコースでは、教育学部の中の一つのコースということもあり、教員免許を取得するために必要な勉強に加えて、情報メディアコース独自のカリキュラムも並行して学ぶという、かなり忙しい日々でした。

加えて、アルバイトもたくさんやりました。接客業が多かったですね。色々な人と接する経験・つながる機会がたくさんあって、今から考えるとこのアルバイトの経験が、仕事に必要とされるコミュニケーション力の土台になっていたのではないかなあという思いがします。

学生時代のアルバイト経験が、コミュニケーションの土台となったということですね?

はい。私が現在担当しているのは、アプリケーション開発のエンジニアチームなのですが、実際にはプログラムを書く仕事ではなくシステムの設計とプロ ジェクト全体のマネジメントをしています。これらの仕事では、色々な方々を巻き込みながら、仕事を進めていく必要があります。たくさんの方々とコミュニ ケーションをとる必要があるということです。市場が求める要望を的確に汲み取り、その要望を外部内部のスタッフと共有し、試行錯誤しながら納期までに商品 を納品するには、コミュニケーション能力が不可欠です。若い時(大学時代)に、アルバイト先で色々な人と物怖じなく喋っていた経験が、いまとても役立って いると思います。

高校時代に引き続き、通常に何か『+α』な経験をするところに身を置いちゃうんですね。ガッツを感じます!教育学部に進学されたということであれば、教員実習などもあったのでは?

実は、大学2年の頃に、教師ではなく企業に就職をすることに決めていたので、卒業に必要な単位は3年までに全て取り終え、4年はゼミだけという状況 にしていました。そして、3年の秋頃から企業説明会に参加し、面接の練習をしたり、エントリーシートを書いたりと、就職活動を早めにスタートしました。な ので、教育学部には進学したものの、教育実習はせず、その時間を自分が就きたい仕事を探すことに充てることにしました。

どのような仕事に就きたいと思っていたのですか?就職活動について教えてください。

特定の業界に絞らず、色々な会社の説明会に参加させてもらいました。まずは自分の領域から近い分野からスタートしてみました。教育学部だったので教育系の企業とメディアコースにいたのでIT系やメディア系…広告代理店の説明会に行きました。

その中で、通信系企業に一番興味が湧いたんです。そこで、「もしかしたら自分にはこんな才能あるんじゃないかな」という発見にもつながるかもと思い、職種もこだわらず、色々と研究してみました。そして、最終的にはエンジニアになりたいと思うようになりました。

就職活動をしているうちに通信系に魅かれてきたんですね。

就活しているとき、常に身につけてるものがケータイ(携帯電話)です。訪問先企業の場所がわからなかったらケータイ。企業との連絡をとるのもケータ イ。現在社会においてケータイがあることが日常の風景になっていて、私がケータイを進化させることに関わりながら、人々の日常生活をより豊かなものにでき るのではという考えに至ったのです。

実は、わたし超端末好きなんです。大学生時代、ケータイを3台持っていました。キャリアも全キャリアを持っていて、色々操作をしながら、「こういう 機能あるんだ〜」とか発見していくのがとにかく楽しくて(笑)。通信系企業に興味を持ったのは、もともと自分の中に在った興味が、会社説明会などを通し て、その興味が社会への接点と合致したからなのかもしれませんね。

通信系会社の中でも、なぜソフトバンクBB株式会社だったのですか?

ソフトバンクグループの新卒採用面 接では、特に難しいことを聞かれるといった圧迫系の面接ではなく、普通の会話をしている感じで、気持ちよく話をすることができる面接でした。面接が進むう ちに、「この会社だったら働きやすいかな」と自然に考えるようになっていました。私には、ソフトバンクのスピード感と職場の雰囲気が合っているんだと思い ます。

エンジニアとしてのやりがい

文系(教育学部)出身の、エンジニア職というキャリアですね。

入社するとみんなが「データベースがどうこう」「プログラムどうこう」っていう会話をしているメンバーばっかりだったんです。正直、私が一番知識不足だったと思います。でも、先輩に教えてもらったり、壁にぶち当たりながら、いまに至っています。

もちろん、ガンガンとプログラミングができちゃう人も、パソコンを解体することがとにかく好きっていう人もいますが、ユーザーとして端末やコンテン ツが好きだという私のようなエンジニアもいます。ユーザーとしてどのような機能が使い勝手がよいかということを知っているということも、ひとつの能力だと 私は思います。

エンジニア職に、二の足を踏んでしまう女性も多いイメージがありますが。

私の同期では、36人のエンジニア職が採用されて、そのうち女性は6人でした。私も入社した時は、やはり世間一般にもあるような、オタクっぽいイ メージを持っていました。でも実際には、先ほども述べたように、エンジニア職には色々な能力を持つ人材が集まっていて、メンバーみんなで助け合うチーム戦 みたいな仕事の仕方をしているので、女性男性関係なく、また知識や経験に臆することなく飛び込んでいっても大丈夫ですよ。

いまのお仕事について教えてください。

スナップ2ソ フトバンクの持つ大規模ネットワークの強みを活かした、マルチメディアデータ配信のサービスを展開しています。新たなフォーマットへの柔軟に取り組みや、 継続的な新規サービスの企画開発の実施を行い、B2B(ビジネス⇔ビジネス)およびB2B2C(ビジネス⇔ビジネス⇔顧客)向けサービスを国内や海外を視 野に入れたソリューションサービスの開発提供です。

その部署での私の仕事は、企画検討から始まり、設計開発リリースまで一連の全ての工程に関わるマネジメントです。部自体が事業体として動いているの で、売上貢献として技術的な営業支援と、運用としての顧客からの直接のレスポンスを受け、その内容を開発へフィードバックし、更なるサービス向上を図って 業務を行うことです。

★☆★実際に吉田さんが開発に携わったアプリの紹介★☆★

ビジュアモールHP(http://www.visuamall.com/)=>製品名:SMART CATALOG、BOOKSUITE

最後にメッセージをお願いします!

色々なことに充てられる時間は学生時代にしかないので、自分の興味のあることにできるだけ触れてみてください。そして、色々な仲間をできるだけ増やしておくことをお勧めします。社会に出ると、その時の仲間が、意外なところで助けになってくれます(笑)

ソフトバンクグループでは、吉田さんのように、これまでの経験の有無に関わらず、やる気がある若手にチャレンジをさせてくれる会社ということがわかりました。ありがとうございました!

  • カメラマン:工藤 玲久
  • ライター:中谷 礼旺菜(横浜市立大学 国際総合科学部理学系 )

今お読みになっているのは・・・?

Loading ... Loading ...